当院でよく診る疾患:気管支喘息

気管支喘息

気管支喘息とは
気管支喘息とは、咳や痰が出たり、のどがゼイゼイ鳴ったりして、呼吸をするのが苦しくなる病気です。

気管支喘息患者さんの数は、全国で150万人くらいといわれていますが、毎年、気管支喘息の発作で、その中の0.4%にあたる、約6000人の方が、呼吸困難で死亡しています。

▼気管支喘息の原因

気管支喘息は、気道が敏感になり、慢性の気道の炎症が起こることが原因である、とわかってきました。
刺激(ほこり、ダニ、花粉などのアレルギゲン)に対して、気道が敏感に反応することを、気道過敏性といいます。
気道に慢性の炎症があると、気道の筋肉がさまざまな刺激対して反応し、収縮してしまい、息苦しさ、咳などの症状が現れてきます。 気管支喘息はウイルス感染、運動、ほこりやダニを吸い込むことなどで起こります。
激しい運動や飲酒は、肥満細胞から気管支喘息を起こしやすくする物質を出しやすくします。
季節の変わり目、台風接近前などの気圧の変化、気温の急激な気温変化、たばこの煙、女性では、月経や妊娠なども、気管支喘息発作の誘因になります。
また、解熱鎮痛薬などの薬剤によっても気管支喘息が起こることもあります。

▼気管支喘息の症状

気管支喘息は、気管支が収縮して細くなり、息を吐きにくくなることにより、呼吸困難が主な症状になります。

▼気管支喘息の検査と診断

気管支喘息であるかどうかの診断は、症状の程度や経過を知ることが重要なため、問診が中心となります。
発作を起こしている時の状態を見れば、診断は難しくありません。
息が吐きにくい状態を特徴とする、呼吸困難が見られ、聴診器で笛を吹いたようなヒューヒューという気管支が狭くなっている音が聞こえます。

▼気管支喘息の治療法

治療は薬物療法が中心になります。
気管支喘息が慢性の気道炎症から起こることから、炎症を抑える作用が強く、副作用がほとんどない吸入ステロイド薬が治療の中心です。

急におこる気管支喘息発作を、気管支拡張薬で抑えることも大切ですが、最も重要なのが、ふだんから吸入ステロイド薬を中心とした治療をきちんと行い、炎症を改善させて発作を起こさないようにすることです。

即効性がある吸入β2刺激薬と違い、吸入ステロイド薬は少なくとも数日~1週間以上吸入しないと効果が出ません。
発作のない時でも吸入ステロイド薬の治療を続けることが、発作予防につながります。

発作時は吸入β2刺激薬を使い、それでも症状が治まらない場合は、通常の治療薬以外にも、経口ステロイド薬を内服することもあります。

▼気管支喘息の注意点

気管支喘息発作のときには病院を受診して、発作が治ったら治療を中断してしまう場合、症状が全くなくても気管支の炎症が続いています。

そのため気管支の治療を、炎症を起さないよう、吸入ステロイド薬やロイコトリエン拮抗薬を中心とした、適切な治療を続ける必要性があります。

[医院名]
薬師堂診療所
[標榜科目]
内科・呼吸器内科・乳腺内科・ 腫瘍内科・緩和ケア内科・外科 介護サービス 居宅介護サービス・ 居宅介護支援・グループホームなど
[医師名]
平良 真昌
[住所]
東京都練馬区南田中3-26-3
[電話]
03-3997-2657
[FAX]
03-3995-3826
[主な通院・ご利用地域 ]
練馬区、中野区、杉並区、板橋区、武蔵野市
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