当院でよく診る疾患:認知症

認知症

認知症とは
「痴呆」という用語は、以前から学術用語として一般に使われてきた言葉です。

しかし、高齢化社会になってこの言葉が広く使われるようになると、これが差別用語的であって一般には使いにくいという声が聞かれるようになりました。 代わりに一般で使われるようになった「認知症」は、マスコミが盛んにこの言葉を使って世間的にも広まったために、学会でも使うようになりました。

「認知症」はこのような経緯で生まれて使われるようになった言葉なので、「痴呆」と同義語として考えてよいと思われます。

したがって認知症は、「正常に発達した知能が脳の後天的な障害によって正常なレベル以下に低下した状態」を指し、「知能の発達がもともと悪い状態とは区別が必要であること」、「意識障害、統合失調症、うつ病などや、記憶障害のみの健忘とも区別されるべきであること」という「痴呆」の特徴を持ちます。

▼認知症の原因

認知症とは、病態を示す言葉であり、ひとつの疾患を指す言葉ではありませんので、この状態は多くの疾患で起こりえます。

なかでも認知症が前景に出る代表的な疾患が、アルツハイマー病であるといえます。

▼認知症の治療

最も肝心なのは早期発見です。
早期発見・治療によって認知症にならずにすむこともあります。 予防可能な認知症、治療可能な認知症などと呼ばれます。 脳外科的疾患、たとえば正常圧水頭症や慢性硬膜下血腫などによるものでは脳外科的手術で予防や治療ができます。

感染症、内分泌疾患、代謝性疾患、中毒性疾患などによるものでも、各疾患の予防あるいは治療によって認知症になる前の予防も可能ですし、軽いうちならば治療もできます。
ですから認知症になったからといっても、必ずしも元の状態にもどらないということではありません。

しかし、原因が不明だったり、よい治療法がないか、あっても不十分な場合だったりすることも残念ながらまだ多いのです。 アルツハイマー病の場合には、治療薬のドネペジル(アリセプト)を早期に使うと、ある期間はかなりの例に効果があることが知られています。

しかし、残念ながら効果の程度もこれが効く期間も限度があります。認知症には、やはりケアが重要です。 ケアの原則は患者さんの身になって、患者さんと「なじみ」になり、患者さんを叱らず、自尊心を傷つけず、説得よりも納得のケアを心がけることが大切です。

[医院名]
薬師堂診療所
[標榜科目]
内科・呼吸器内科・乳腺内科・ 腫瘍内科・緩和ケア内科・外科 介護サービス 居宅介護サービス・ 居宅介護支援・グループホームなど
[医師名]
平良 真昌
[住所]
東京都練馬区南田中3-26-3
[電話]
03-3997-2657
[FAX]
03-3995-3826
[主な通院・ご利用地域 ]
練馬区、中野区、杉並区、板橋区、武蔵野市
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