当院でよく診る疾患:睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群とは、覚醒時には呼吸障害がみられないのに、夜間睡眠中に気道の閉塞によって無呼吸が頻回に起こり、睡眠が障害されてさまざまな症状が現れる疾患です。

無呼吸のため、動脈血酸素飽和度が低下するとともに、覚醒反応が生じ、夜間睡眠の分断化、浅眠化が起こります。

このような睡眠の質的低下によって、日中に過度の眠気、居眠りが起こります。30~60歳の男性では4%、女性では2%くらいの頻度でみられます。

▼睡眠時無呼吸症候群の原因

気道の閉塞は、睡眠に伴う筋の緊張低下から、舌がのどの奥に落ち込むことによって起きます。
肥満や浮腫、鼻・咽頭部の異常、下あごの発達不全、時にアデノイドや口蓋扁桃肥大も原因になります。
就眠直前のアルコールの飲用や睡眠薬などが舌の落ち込みを促進し、気道閉塞の原因になることがあるので注意が必要です。

▼睡眠時無呼吸症候群の症状

数十秒から時には3分に及ぶ気道閉塞による呼吸停止と呼吸再開時の大きないびきが反復して観察されます。
無呼吸中は、胸や腹は呼吸しようと動いていますが、上気道の閉塞によって呼吸はできません。
起床時には無呼吸による浅眠化や中途覚醒により、熟眠困難、倦怠感、頭痛などが起こります。
日中には、強い眠気、集中困難、注意力の低下などの症状や、抑うつ、不安などが生じることもあります。
無呼吸のため、睡眠による休息が不十分となり、高血圧が起こりやすくなります。
さらに、肺高血圧、不整脈、心筋梗塞、脳梗塞などの危険因子ともなります。

▼睡眠時無呼吸症候群の検査と診断

診断には、日中の強い眠気、夜間の不眠(とくに中途覚醒)、大きないびきと呼吸停止などの症状の確認に加えて、睡眠ポリグラフ検査による無呼吸の確認が必要です。

▼睡眠時無呼吸症候群の歯科的治療

肥満に対しては体重の減少を図ることが第一で、多くの場合はこれだけで病態の改善が期待できます。 上気道の閉塞の原因がアデノイド、口蓋扁桃肥大や形態異常など、明らかである場合は、手術が行われます。 睡眠時無呼吸症候群に対しては、経鼻的持続陽圧呼吸が有効です。 持続的に陽圧を加えることで、上気道を強制的に開かせておくものです。 薬物療法により呼吸を促進させることもあります。

[医院名]
薬師堂診療所
[標榜科目]
内科・呼吸器内科・乳腺内科・ 腫瘍内科・緩和ケア内科・外科 介護サービス 居宅介護サービス・ 居宅介護支援・グループホームなど
[医師名]
平良 真昌
[住所]
東京都練馬区南田中3-26-3
[電話]
03-3997-2657
[FAX]
03-3995-3826
[主な通院・ご利用地域 ]
練馬区、中野区、杉並区、板橋区、武蔵野市
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